研究課題/領域番号 |
16K00593
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
樋口 美栄子 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 研究員 (40443014)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ポリヒドロキシアルカン酸 / 海洋性紅色光合成細菌 / 窒素固定 / 形質転換 / 紅色光合成細菌 / ニトロゲナーゼ / 二酸化炭素固定 / 光合成細菌 |
研究成果の概要 |
海洋性の紅色光合成細菌の持つ光合成と窒素固定能を利用したバイオプラスチックの生産について検証した。複数の紅色光合成細菌株が、ニトロゲナーゼによる窒素固定能を持つことを明らかにした。さらにPHA生産に有効な培養光条件を確立した。また好気培養におけるバイオプラスチック生産には酢酸が必要であることを明らかにし、代謝の変化に関与する遺伝子を同定した。また、カルシウム処理による新たな海洋性紅色光合成細菌の形質転換系を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海洋性の紅色光合成細菌は地球上に大量に存在する海水・太陽光・二酸化炭素・窒素ガスを生育に利用できる物質生産に理想的な微生物である。また近年需要が高まっているバイオプラスチックの生産能も高く、応用展開が期待されている。本研究により、紅色光合成細菌の窒素固定能やPHA生産条件、バイオプラスチックの生産制御、形質転換についての知見が得られたことは、今後の産業生産に大きな貢献ができたと考えている。
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