研究課題/領域番号 |
16K00631
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然共生システム
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
曽我 昌史 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (80773415)
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研究分担者 |
久保 雄広 国立研究開発法人国立環境研究所, 生物・生態系環境研究センター, 研究員 (80761064)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 生態系サービス / 自然体験 / 都市生態学 / 生物多様性 / 景観生態学 / 健康 / 福利 / 都市緑地 / 都市 / 幸福 |
研究成果の概要 |
現代の「都市化社会」において、都市住民の心理的な健康・福利を向上させることは極めて重要な課題である。最近の研究から、都市緑地は都市住民に様々な心理的健康便益をもたらすことが明らかとなっているが、それらに関する知見は未だ乏しい。本研究課題では、東京都における様々なタイプの緑地(公園・市民農園)を対象に、都市緑地がもたらす心理的便益を景観スケールで計測し、それらの駆動要因を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、都市緑地を利用することで都市住民は様々な心理的便益(訪問時の癒し効果、長期的な心理的健康状態の向上等)を享受していることを明らかにした。この結果は、都市緑地が都市住民の健康維持・向上に貢献する可能性を示唆している。都市への人口集中および精神疾患を発症する人の数が進む現代において、本研究結果は重要な意味を持つだろう。
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