研究課題/領域番号 |
16K00647
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
高橋 泰岳 福井大学, 学術研究院工学系部門, 教授 (90324798)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 空中風力発電 / 高空風力発電 / カイト / 風車 / 昇降マウント / 再生可能エネルギー / 風力 / 知能ロボティックス / 機械学習 |
研究成果の概要 |
近年,欧米では再生エネルギー活用の一環として風力発電に注目が集まっており,さらなる効率と稼働率の向上を目指して,高空の風力を活用する風力発電シス テムの研究が行われている.そこで,今回の課題では,自然エネルギーを有効利用し,建設コストが小さい空中風力発電システムとして,カイトやパラグライダーに各種計測装置や風力発電装置を取り付けた自律テザー係留型飛行ロボットシステムを提案し,その小型プロトタイプを設計,製作し,屋外での実験を通してその可能性や問題点を明らかにした. また,さらなる大型化を見据え,カイトの飛行シミュレータを用いて飛行制御アルゴリズムの開発を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
再生エネルギーの一つである風力による発電は,現在,地上や洋上で大型風車を用いた風力発電が主流である.しかし,地上では山や建築物の多いため,十分な定常的な風力を得ることができず,稼働率が低い.洋上では地上に比べてより大きな風力を得ることができるが,その高度は100m程度であり,より上空ではより大きな風力を得られることから,世界では高高度風力発電の研究が進められている.本研究は日本の風力エネルギーを活用するコミュニティにおいて,空中風力発電の研究の有用性や重要性を議論するという学術的意義がある.
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