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海洋微細藻類を利用した資源循環型物質生産技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K00652
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 持続可能システム
研究機関鳥取大学

研究代表者

原田 尚志  鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (50640900)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード海洋性珪藻 / ゲノム編集 / イソプレノイド / 代謝工学 / 持続可能システム
研究成果の概要

TALENやCRISPR/Cas9等のゲノム編集技術は、従来は遺伝子操作が困難だった生物種にも適用できる強力なゲノム改変技術である。本研究では、選抜マーカーリサイクルが可能なゲノム編集システム構築を試みることにより、海洋性珪藻類における多重遺伝子改変技術の開発を目指した。本研究を通じて、珪藻用のエピソーム型ゲノム編集プラスミドを開発し、珪藻株への導入と保持とキュアリング、さらにプラスミド再導入を達成した。また、開発した技術は様々な遺伝子改変に適用可能であることも実証した。したがって、本研究により海洋性珪藻類の多重遺伝子改変システムの構築が完成した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

珪藻類においては、専らボンバードメント法による染色体導入型のゲノム編集が用いられているが、発現カセットがゲノムにランダムに挿入されること、導入後の発現カセットの除去が困難であるため複数遺伝子をターゲットとしたゲノム改変が不可能であった。本研究はこれらの欠点を完全に補完するだけではなく、特別な装置がなくとも実施可能なゲノム編集システムである。したがって、今後は国内外の多くの研究機関を対象に広く技術を提供することで、珪藻類を対象とした数多くの基礎研究や応用研究分野での活用が期待される。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] エピソーム型ゲノム編集による海洋性珪藻の多重遺伝子改変2019

    • 著者名/発表者名
      北川諒治・上河ほのか・原田尚志
    • 学会等名
      第6回分子珪藻研究会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 海洋性珪藻におけるエピソーム導入型多重遺伝子改変システムの開発2018

    • 著者名/発表者名
      北川諒治、原田尚志
    • 学会等名
      第70回日本生物工学会大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 海洋性珪藻における多重遺伝子改変システム構築に向けた基盤技術開発2017

    • 著者名/発表者名
      北川諒治・原田尚志
    • 学会等名
      第4回分子珪藻研究会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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