研究課題/領域番号 |
16K00659
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
岩村 武 東京都市大学, 工学部, 准教授 (10416208)
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研究分担者 |
塩月 雅士 東京都市大学, 工学部, 准教授 (30362453)
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研究協力者 |
髙崎 雅登
元木 駿作
橋本 周大
岩田 和真
常盤 雄大
長田 直樹
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 分子レゴブロック / ケミカルリサイクル / 高分子合成 / 重合 / 解重合 / トリフェニルイミダゾール / ヘキサアリールビスイミダゾール / Diels-Alder反応 / アップグレードリサイクル / 物質循環システム / 環境材料 / 環境技術 |
研究成果の概要 |
可視光や圧力などの外部刺激により可逆的に変換できるヘキサアリールビスイミダゾールやDiels-Alder反応によって生成する骨格に着目し、可逆的に変換可能な共有結合が形成できる部位を分子内に複数導入した様々な分子レゴブロックを合成した。得られた分子レゴブロックの重合挙動を検討することに加え、分子レゴブロック高分子の解重合反応挙動についても詳細に検討した。その結果、比較的良好な解重合性を有することが明らかになり、ケミカルリサイクルの可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
分子レゴブロックという概念を利用したポリマーは、比較的高いリサイクル性を有することが明らかになったことからケミカルリサイクルに有効な手法になりうると期待される。このことは、高分子化学や環境科学の分野に有用な知見をもたらすことに加え、廃棄物処理の負荷低減、環境保全、温室効果ガスの排出抑制、循環型社会の構築に意義があると考えられる。
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