研究課題/領域番号 |
16K00668
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境政策・環境社会システム
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
劉 庭秀 東北大学, 国際文化研究科, 教授 (70323087)
|
研究分担者 |
茂木 創 拓殖大学, 国際学部, 准教授 (10407661)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 次世代自動車 / 中古車輸出 / 国際資源循環 / 越境環境問題 / 自動車リサイクル / 使用済みバッテリー / 環境影響評価 / 国際協力 / エネルギー格差 / ハイブリッドカー / 拡大生産者責任 / 適正処理 / 再資源化 / 都市鉱山 |
研究成果の概要 |
世界的に次世代自動車が本格的に普及するには幾つかの課題が残っている。先進国(日本やEU)から発展途上国に中古次世代自動車を大量輸出しているが、輸出先では使用済み次世代自動車が適正処理されず、結果的に越境環境問題を引き起こす可能性が高い。 再生と新品バッテリーの環境影響評価を行った結果、リサイクルのみならず、自動車及び定置型蓄電池としての利用も推奨すべきである。モンゴルのようなHV輸入国で使用済みHV用バッテリーの有効な利活用モデルを構築することは単なる環境問題の解決ではなく、遊牧民の生活の質の向上、国際資源循環などに役立つものであり、持続可能な開発目標の達成に向けた優れた研究活動に繋がる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は国内外における現段階の次世代自動車の流通・適正処理・再資源化の現状を明らかにすることで、実態に即した課題が導出され、対応策の検討ができた。 また、今後新たな技術やプロセス導入が迫られると予想される自動車リサイクルに対し実効性の高い政策提言を行った。そして動脈産業と静脈産業を繋いだ包括的研究成果であり、産学官連携も含めた国内外のネットワークを最大限に活用した実証的研究成果である。
|