研究課題/領域番号 |
16K00677
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境政策・環境社会システム
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
井手 慎司 滋賀県立大学, 環境科学部, 教授 (50275161)
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研究分担者 |
平山 奈央子 滋賀県立大学, 環境科学部, 講師 (30623847)
佐藤 祐一 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター, 総合解析部門, 専門研究員 (30450878)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 協働 / 環境NPO / 住民参加 / 環境保全 / NPO / 環境保全団体 / 連携 / コーディネーター / 公共資源管理 |
研究成果の概要 |
本研究では,環境保全のための多主体間連携の実態を把握することを目的として市民団体にアンケート調査を実施し,得られた156件の回答を分析した.その結果,88.5%に連携経験があり,活動分野による連携形態の差異は見られなかった.また,138の連携事業を類型化し,各類型の連携および実施団体の特徴を分析した結果,『市民型』団体は組織内の人材育成を積極的に実施し,市民団体間で小規模に連携している,『多主体型』団体は専門性が高く,多様な主体が資源を出し合い連携している,『行政型』団体は連携志向や他組織との繋がりを広げる意識が低く,行政から様々な資源提供を受けて活動していることなどが明らかとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって,国内の多様な分野の環境保全活動における多主体間連携の実態を把握することができた.調査から把握した,連携内容の詳細や関係主体が提供する資源等については今後連携を希望する団体の参考資料となることが考えられる.また,連携のタイプによって,人材育成の積極さや専門スキルの必要性,活動資源の調達方法などに特徴があることが分かった.以上のことは,活動団体が目指す連携の在り方に応じて連携すべき主体や習得すべきスキルなどについて参考になるものと考えられる.
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