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産業化を視野に入れた伝統工芸の特長の抽出方法とアーカイブ化の研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K00712
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 デザイン学
研究機関九州大学

研究代表者

池田 美奈子  九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (00363391)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード伝統工芸 / アーカイブ / 型 / 産業化 / 伝統工芸技術 / 製品開発 / 型紙 / 伝統工芸技術の型 / 伝統工芸技術のアーカイブ / 現代生活デザイン / 地図 / 情報デザイン
研究成果の概要

伝統工芸を継承、発展させるために参照できるアーカイブの構築を目指す本研究の成果としては大きく2つある。ひとつは、福岡県八女市の伝統工芸の技術を活用し、現代の生活に合った製品をデザインする実践的なプロジェクトをケースにした研究方法によって得られた、形(シェイプ)、模様(パターン)、様式(スタイル)の3つの「型」の考え方に基づく新しい製品を生み出すための思考と発想の枠組みを提示したこと、2つ目は、ウェブ上で閲覧できるアーカイブのプロトタイプを制作したことである。データベースの表示方法として、リスト表示、カード形式による詳細情報表示、および地図の3種類を用いてその可能性を考察した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

伝統工芸の多くが需要の減少や後継者不足により衰退しつつある現状において、伝統工芸を継承、発展させるためには、現代の産業に適用できる本質的な特長を比較・検討し、地域文化や風土との関連を考慮しながらそれぞれの強みを活かした包括的な戦略立案が不可欠である。また伝統工芸の持続的な活性化の取り組みには、第一次産業から第三次産業までを含む産業化を念頭においた視点で固有性を抽出し、俯瞰できる全国規模でのアーカイブが有用である。本研究はこうした戦略立案の際に参照できる資料の整備を念頭においた伝統工芸のアーカイブの基本的なフォーマットを示すことに意義を求めた。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] Scaffold for designing modern products by reinterpreting the technique and philosophy of traditional crafts2017

    • 著者名/発表者名
      Minako Ikeda
    • 雑誌名

      Proceedings, IASDR 2017

      巻: - ページ: 1637-1647

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] Scaffold for designing modern products by reinterpreting the technique and philosophy of traditional crafts2017

    • 著者名/発表者名
      Minako Ikeda
    • 学会等名
      IASDR 2017, 7th international conference
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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