研究課題/領域番号 |
16K00714
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
|
研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
笠松 慶子 首都大学東京, システムデザイン学部, 教授 (90296385)
|
研究分担者 |
池井 寧 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (00202870)
|
研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | ロービジョン / メンタルモデル / 人間中心設計 / 見え方 / エクスペリエンスマップ / 空間デザイン |
研究成果の概要 |
本研究では、人間中心設計を用いて視覚障がい者が快適に生活を送るための空間をデザインするツールを開発することを目的とした。そのため、視覚障がい者の歩行における空間認知における特性において調査・分析し、空間認知におけるメンタルモデルを構築した。さらに、歩行時におけるエクスペリエンスマップを作成することにより、心理的側面としてこころの動き、および身体的側面として生体情報の変化を可視化し、視覚障がい者が快適に過ごすことができる空間をデザインするためのツールを開発した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義としては、歩行時のエクスペリエンスマップを作成したことにより、心理的側面として心の動きが明らかになったこと、視覚障がい者が歩行する際にサポートするデザイン要件を明らかにし、ユーザと設計者のためのコ・クリエイションデザインプロセスを提案し、“エクスペリエンス時系列マップツール”を開発したことである。社会的意義としては、空間の移動において視覚障がい者の不便さを低減した空間の提供が可能となること、応用可能性として、空間デザインだけではなくプロダクトデザインのデザインプロセスで活用することにより、視覚障がい者が快適に使用できるプロダクトの開発に寄与することが期待できる。
|