研究課題/領域番号 |
16K00718
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 文教大学 |
研究代表者 |
川合 康央 文教大学, 情報学部, 教授 (80348200)
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研究分担者 |
池辺 正典 文教大学, 情報学部, 准教授 (10453440)
佐野 昌己 文教大学, 情報学部, 教授 (70350999)
松本 修一 文教大学, 情報学部, 准教授 (60389210)
門屋 博 相模女子大学, 学芸学部, 教授 (80510635)
角田 千枝 相模女子大学, 学芸学部, 准教授 (50712337)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 景観シミュレーション / 景観計画 / ゲームエンジン / 仮想現実 / 空間構成要素 / 浮世絵 / 宿場町 / 江戸 / 歴史的文化景観 / 街並み景観 / ヘッドマウントディスプレイ / ゲームパッド / VR / ストリートスケープ / 本陣 / 旅籠 / 注視要素 / 東海道 / デザイン / デジタルアーカイブ |
研究成果の概要 |
一般的な地域の歴史的文化継承のため,過去の景観を再現することを目的とし,江戸末期の旧東海道宿場町を対象とした街路景観シミュレーションシステムの開発と評価を行った.さらに,浮世絵風レンダリングや時系列レンダリングといった応用発展システムを開発した.開発したシステムは,地域施設での常設展示や地域イベントを通じて,広く公開してきた.公開展示で得られた利用者からのフィードバックを受け,大規模なシステムアップデートを行い,より正確なものへと更新をはかった.また,様々な地域でも同様のシステムを開発可能となるライブラリの作成を行い,ライブラリの提供を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域の歴史文化の継承は,都市化と過疎化によって,新たな課題となっている.長い年月によって培われてきた地域の一般的な歴史的文化は,価値が見いだされないまま喪失していく.現在,地域の歴史的文化を地域資源として戦略的に活用し,情報発信していくことが期待されている. 歴史的文化景観をデジタルで再現しようとする試みは,これまでにも様々な場所で行われてきたが,これらは,有名な歴史的文化景観や独自システムを用いたものが多い.本研究は,一般的な地域の歴史的文化景観を対象に,ゲームエンジンを用いてわかりやすく可視化することによって,地域の歴史的文化を継承するための景観シミュレーションシステムを開発するものである.
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