研究課題/領域番号 |
16K00722
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 名古屋商科大学 (2018-2019) 東京工科大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
澤谷 由里子 名古屋商科大学, 経営学部, 教授 (60708220)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | サービスデザイン / サービスイノベーション / サービスシステム / デザイン思考 / イノベーションマネジメント / 技術経営 / 製造業のサービス化 |
研究成果の概要 |
本研究は、サービスデザインと起業家手法を統合することによって、技術者が主体となりサービスイノベーションを創出する方法論の構築を目的とする。経営学、技術経営、イノベーション、サービスサイエンス研究等の製造業のサービス化およびサービスイノベーション、サービスデザイン、起業家手法に関する文献を調査し、サービスイノベーションを生み出すための仕組みに焦点を当て理論的枠組みとして整理した。サービスデザインと起業家手法を基礎に、技術革新と社会変化を結びつけ未来の顧客価値を創造する未来創造型サービスデザイン方法論を構築した。その導出された方法論を企業のワークショップで実践し、有効性・問題点の明確化を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
サービスデザインと起業家手法を統合することによって、技術者が主体となりサービスイノベーションを創出する方法論、未来創造型デザイン方法論を構築し、企業において適応した。その結果、人間中心デザインによってアイデア創出が成功裏に行われることを確認した。しかしながら、見出されたアイデアは実施の段階で、企業戦略への埋め込み、通常のビジネスを焦点を当てている部門以外の協業などの、戦略開発および組織デザインの問題にまでおよぶことが確認された。今後これらの領域について調査を進めたい。
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