研究課題/領域番号 |
16K00726
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
平井 重行 京都産業大学, 情報理工学部, 准教授 (50367950)
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研究分担者 |
和氣 早苗 同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (00351289)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | スマートホーム / 通知 / ToDoリスト / ユビキタスコンピューティング / ビジュアルデザイン / サウンドデザイン / スマート環境 / 天井通知 / 天井ディスプレイ / 報知音 / デザイン / 情報通知 / インタラクションデザイン / スマートハウス / 情報デザイン / HCI / 可視化 |
研究成果の概要 |
今後のスマートハウス機能を示すことを目的として、天井を情報提示場所として利用するスマート天井通知システムの開発、表示画面のビジュアルデザインとそれに伴うサウンドデザインを行った。扱う情報は、家電の動作完了通知やインターホン、メール・SNS、スケジュール、天候など様々であり、通知については部屋の天井を広く使って人の周辺視野でアニメーションが動いて見えるものとした。また通知後に対応していないイベントについては、住人の頭上にToDoリストとして表示される。これらのシステムを、京都産業大学の実験住宅で実際に動作するシステムとして構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スマートハウス(スマートホーム)は、従来からあるホームオートメーションのようなものや省電力な家という概念が浸透しているが、人々の暮らしそのものをスマートにする仕組みとして、忘れていることや自身の健康状態などを自然な形で気付かせてくれたり、従来の生活行動そのものがより楽しく豊かに暮らせるような住空間を提供するものとして定義し、そのための仕組みの一つとして、天井を情報提示画面として活用する例を示した。これは、実際の生活に則した内容を扱うほか、様々な機能をソフトウェアによって追加・拡張できる柔軟な環境とするもので、今後のスマートハウスのあり方や方向性を示すものとして意義がある。
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