研究課題/領域番号 |
16K00756
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
伊波 富久美 (有澤) 宮崎大学, 大学院教育学研究科, 教授 (90193630)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 小中連携 / 家庭科教員 / ポートフォリオ / ワークシート / 指導記録用紙 / 家庭科 / 授業記録用紙 / 中学校家庭科 |
研究成果の概要 |
(1)家庭科における小中連携・一貫教育の実態として、小中学校の5年間を見通した計画の検討などが十分に行われていないことや打ち合わせの効率化が必要であることなどが明らかになった。 (2)小中連携を推進するための児童・生徒用「ポートフォリオ型ワークシート」及び小中高校の指導事項を一覧できる授業者用「指導記録用紙」の開発を行った。 (3)「ポートフォリオ型ワークシート」を活用した授業を実践し、分析した結果、小学校での学習内容の定着状況の把握や、“指導した”とする内容と“学んだ”とする内容とのズレの把握・修正が可能になるなどの有効性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小中連携を支える具体的な手立てを開発し、その有効性を示したことによって、中学校に接続する複数の小学校間の学習内容や学習環境等の違いをふまえた授業構成が可能になった。 また、それらの有効性が示されたことによって、小中連携を図るなかで、中学校に家庭科教員が配置され小学校の授業を兼担することによって、小中学校ともに専門性の高い家庭科授業が保障され、中学校家庭科教員が核となった共同研究も向上させることが可能であることが示された。
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