研究課題/領域番号 |
16K00767
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 湘南工科大学 |
研究代表者 |
尾崎 文夫 湘南工科大学, 工学部, 教授 (10712474)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ロボット / 高齢者生活支援 / 歩容認証 / 人物認識 / 見守り / 見守りロボット / 車椅子認識 / 移動ロボット / 深層学習 / RGB-Dセンサ / 物体検出 / 転倒検出 / 生活支援ロボット / 高齢者 |
研究成果の概要 |
高齢者生活支援ロボットとして特に見守りロボットに関する技術の研究を行った。高齢者を見守るには高齢者の認識、高齢者への追従が必要である。また施設などの大部屋での高齢者見守りのため歩容認証(歩き方による人物認証)の研究を行った。 追従機能についてはSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術を用いて部屋の地図を作るとともに、人物を認識、人物までの距離を計測する機能を開発した。 歩容認証機能についてはRGB-D(色及び深度)センサを用いて人の骨格検出を行い、従来難しかった自由に歩いている人の認識においても認識率を91%とすることが出来た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者を見守る技術として人の認識機能の研究を行った。これにより人との距離を保って追従したり、また人の動きを認識することが可能となった。特に人の動きの認識機能を使って歩容認証機能を開発した。歩容認証は大部屋での入退出管理に使え、入退出した人がケアの必要な人(例えば認知症)であるかどうかを認識し、ケアが必要であれば知らせることが出来る。本研究ではRGB-Dセンサを用い、骨格データを進行方向基準に座標変換することで従来難しかった自由に歩いている人の認識においても認識率を91%とすることが出来た。
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