研究課題/領域番号 |
16K00769
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 佛教大学 |
研究代表者 |
三沢 徳枝 佛教大学, 教育学部, 准教授 (20563761)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 子どもの貧困 / レジリエンス / 学習支援 / 家族コミュニケーション / アドボカシー / 連携 / コミュニケーション / 自立 / 家族関係 / 実践モデル / 子ども中心 / エンパワメント / コミュニケーション力 / 自立支援 / 家族 / 教育 |
研究成果の概要 |
貧困家庭の子どもへの学習支援では、支援者が子どもの意見や感想を支援に取り入れ、子どもが主体的に動けるように関わり、子どもに対人関係や社会性を身につけさせる必要がある。また支援者間で情報共有と相互評価を行う必要があることが明らかになった。子どもは学習支援という家庭外の大人との関わりを持てる場があると、子どもと親とコミュニケーションを促進し親との新しい関係を築こうとしていることを明らかにした。 学習支援の実践モデルが地域の多様な人材である支援者を介して外在化し、子どものニーズを充足させる成果を示すことで、現行の学習支援の課題に対する有効な方法を示す可能性が考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学習支援の実践ではこれまでレジリエンス理論を基にした実践研究が見られないという点に本研究の意義がある。学習支援は貧困家庭に育つ青年の権利を保障するものであるが、本研究では、学習支援により子どもが内在化された価値観や習慣を超えて、自立に向かうプロセスを明らかにした。また学習支援に子どもの参画を促し、支援者間の情報共有と相互評価を行う必要性を指摘し、重層的な支援、多職種間の連携の課題を示した。
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