研究課題/領域番号 |
16K00770
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政・生活学一般
|
研究機関 | 神戸常盤大学 (2021-2022) 相愛大学 (2016-2020) |
研究代表者 |
中西 利恵 神戸常盤大学, 教育学部こども教育学科, 教授 (60237328)
|
研究分担者 |
曲田 映世 相愛大学, 人間発達学部, 准教授 (10760944)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 保護者支援力 / 子育て支援力 / 4年制保育者養成課程 / 教育方法 / 保護者参加型教育プログラム / 実践経験 / 文献研究 / 評価指標 / 4年制保育者養成課程 / 4年制保育者養成 / 4年生保育者養成 / グループ討議 / 4年制保育者養成 / 活動記録 / 保護者支援 / 4年制保育者養成教育 / 学びの見通し / 保育者養成 |
研究成果の概要 |
本研究は、保育者養成課程において保護者に対する支援を実践できる力をもつ保育者を養成するための教育方法を開発することを目的とした。まず、養成段階における課題であった学生が保護者と直接かかわる経験の場づくり、そしてそこでの活動を通して保護者支援(子育て支援)を実践できる力の養成をめざした教育方法として、正統的周辺参加の概念を導入し「保護者参加型教育プログラム」を開発した。次に、開発したプログラムを経験した学生対象に行った討議と調査、および保育者養成段階で求められる子育て支援力尺度に関する文献から検討し、養成段階において求められる保護者に対する支援を実践できる力に関する評価尺度の試案を作成した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保育者養成校においては、子育て支援力養成の必要性・重要性を強く認識し、様々な取り組みを実施しているが、子育て支援力を養成する教育方法については未だ試行錯誤の段階である。さらに、「先行研究の整理及び分析では、子育て支援力を育成する取り組みの評価はなされているものの、「子育て支援力」を規定した上で子育て支援力の尺度を用いて子育て支援力どれだけ向上したかなど、量的に実証した研究は散見する程度」(三好、2018)の状況である。そのような状況下において、本研究の成果は、4年の養成期間で学生が身につけるべき子育て支援力(教育内容)とそれを養成するより効果的な方法の検討につながると考える。
|