研究課題/領域番号 |
16K00783
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
堀場 洋輔 信州大学, 学術研究院繊維学系, 准教授 (00345761)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 衣服 / 動作快適性 / シミュレーション / 筋活動 / 筋骨格シミュレーション / 関節トルク / 着装シミュレーション / アパレルCAD / 感性評価 / 設計工学 / 感性情報学 / シミュレーション工学 |
研究成果の概要 |
本研究により得られた成果は,主に以下の3つである.(1)着衣の動作快適性と動作中の関節トルクに相関があることを明らかにした.つまり,着衣の動作快適性の指標として関節トルクが有効であることを明らかにした.(2)着衣から人体に加わる力を構造解析シミュレーションにより推定する方法を構築した.(3)着衣の変形計測(または構造解析シミュレーション)と筋骨格シミュレーションにより動作中の関節トルクや筋活動度を推定する方法を構築した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
衣服の動作快適性に関する従来の研究においては,主に感性評価や筋電図計測などの生理計測が行われていたのに対し,本研究では筋骨格シミュレーションにより得られた関節トルクや筋活動を指標にして動作快適性を評価できる可能性があることを明らかにした.このことは,生体力学的観点から着衣の動作快適性を評価できることに加え,衣服を試作しなくても動作快適性の評価が行える可能性も示唆しており,被服設計の効率化などへの貢献が期待される.
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