研究課題/領域番号 |
16K00785
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
藤平 眞紀子 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (90346304)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 伝統的木造住宅 / 維持管理 / 継承 / 空き家 / 共助 / 空き家管理 / 住み手 / 地域住民 / シルバー人材センター / 地域住民活動 / 住居管理 / 木造住宅 |
研究成果の概要 |
住み手と地域による伝統的木造住宅の維持管理と継承について、検討対象地域において、地域への展開として、地元のまちづくり活動団体による関わりが期待された。また、空き家管理については地域のシルバー人材センターへの期待も高く、地域の特性に合わせた体制づくりや制度整備が進むことが求められる。さらに、行政の関わりはそれぞれに求められており、住み手、地域の住民、地域の活動、シルバー人材センターの活動とともに行政が連携することにより、伝統的木造住宅の維持管理の実践と継承が行われていくといえる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、住み手を中心として検討を進めることを前提として、住み手に直接話をきき、住宅(現場)を観察、測定する手法もとった。この結果を次世代につなげていくぎりぎりの時期になっており、本研究の意義は大きい。また、空き家を含む伝統的木造住宅の維持管理および継承における、住み手と地域の連携を活かし、住み手の生活や地域の環境に即した維持管理のあり方の提案は、伝統的木造住宅の継承、町並みの継承、さらにはそれらを活かした町づくりにつながると予想され、そこに本研究の意義を見いだすことができる。
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