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フィブロイン結合ペプチドを用いた絹繊維の1ステップ抗菌化

研究課題

研究課題/領域番号 16K00806
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 衣・住生活学
研究機関沖縄科学技術大学院大学

研究代表者

野村 陽子  沖縄科学技術大学院大学, サイエンステクノロジーグループ, サイエンス・テクノロシ゛ー・アソシエイト (90302794)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード抗菌化 / ペプチド / フィブロイン繊維 / 亜熱帯 / シルク / 抗菌性 / 次世代シークエンシング / バイオテクノロジー / 絹
研究成果の概要

本研究では、抗菌性ペプチドを用いた、新しい抗菌方法を検討した。従来の絹(フィブロイン繊維)のペプチドによる抗菌化は、大変、煩雑である。そこでまず、抗菌性とフィブロイン繊維結合性の2つの性質を持つペプチドを選択した。このペプチド溶液へのフィブロイン繊維の浸漬により、ワンステップで抗菌化できることを示した。特に、既報のペプチドよりも強くフィブロイン繊維に結合するペプチド配列は、次世代シークエンス法などにより、ペプチドライブラリ-から新規に選択した。今後、亜熱帯環境下での使用を目的として、高温高湿下でのフィブロイン繊維抗菌化試験を行っていく。

研究成果の学術的意義や社会的意義

抗菌性とフィブロイン結合性の2つの機能を持つペプチドを使うことで、簡単に抗菌性繊維を作製できる可能性が示された。この研究がさらに進めば、抗菌化された絹繊維が入手しやすくなると考えられる。特に、沖縄など高温高湿下では、汗臭の抑制などへの応用が期待される。
また、1つのペプチドで2つの機能を持つものが得られたことは、学術的にも興味深く、他の研究への展開が見込まれる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ペプチドによるフィブロイン繊維の抗菌化2018

    • 著者名/発表者名
      野村 陽子
    • 学会等名
      日本家政学会九州支部 第64回大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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