研究課題/領域番号 |
16K00831
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立こども医療センター(臨床研究所) (2018-2019) 聖マリアンナ医科大学 (2017) 藤田保健衛生大学 (2016) |
研究代表者 |
犬尾 千聡 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立こども医療センター(臨床研究所), 臨床研究所, 部長 (30586780)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 食物アレルギー / 果物アレルギー / トマトアレルギー / 末梢血好塩基球活性化 |
研究成果の概要 |
スギ花粉暴露とトマトアレルゲン感作、トマトアレルギー診断では好塩基球活性化検査の有用性は示唆されたが有意な差は得られなかった。スギ皮下注射免疫療法ではスギ抗原特異的IgEは治療開始後17カ月以降有意に減少した。スギ抗原特異的IgG4は治療開始後5ヶ月以降有意に上昇した。スギ抗原刺激による末梢血好塩基球活性化は用量依存的に低下し、Area under the Curve(AUC)は5ヶ月以降に有意に低下した。早期に脱感作が誘導された後に、寛解に至るというアレルゲン免疫療法のこれまで考えられている免疫学的メカニズムがスギ花粉皮下注射免疫療法でも当てはまることを示唆した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
末梢血好塩基球活性化は発症早期から体内の免疫機構の変化を反映するため、早期診断、発症予防、治療効果の評価に利用できることが期待される。また、長期的にスギ花粉皮下注射免疫療法がスギ抗原に対する末梢血好塩基球活性化を低下させることから、治療により抗原交差性を有するトマト抗原に対する反応も低下させることが期待できる。
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