研究課題/領域番号 |
16K00835
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 石川県立大学 (2017-2018) 川崎医療福祉大学 (2016) |
研究代表者 |
長野 隆男 石川県立大学, 生物資源環境学部, 教授 (20304660)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 植物性食品 / 大豆 / 接触過敏症 / アレルギー性接触皮膚炎 / アレルギー / 腸内細菌叢 / 接触皮膚炎 / イソフラボン / サポニン / 大豆イソフラボン / 大豆サポニン / 制御性T細胞 / 食品 |
研究成果の概要 |
接触過敏症(CHS)は、アレルギー性接触皮膚炎(ACD)のモデル動物実験系としてよく用いられる。本研究では、1)食生活で摂取可能な量での大豆イソフラボンのCHS抑制効果を示し、その効果に腸内細菌叢が影響していることを示した。2)大豆サポニンのCHS抑制効果を示し、その効果は抗生物質により消失し、制御性T細胞も低下することを示した。3)大豆食品として豆乳を選び、豆乳にはCHS抑制効果があること、CHSによる腸内細菌叢の変化を抑制することを示した。以上、大豆食品のACD予防効果への利用が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、アレルギー性接触皮膚炎(ACD)のモデル動物実験系である接触過敏症(CHS)を用いて、大豆のCHS抑制効果と腸内細菌叢の影響を明らかにした。研究から、食生活で摂取可能な量での大豆イソフラボン、大豆サポニン、豆乳のCHS抑制効果、及びその効果に腸内細菌叢が影響していることを示した。これらの結果は、大豆食品を日常の食生活に取り入れることで、腸内細菌叢の調整作用とACD予防効果が期待できることを示している。
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