研究課題/領域番号 |
16K00849
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
渡邉 一史 金沢大学, 新学術創成研究機構, 特任助教 (50721495)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 脂肪肝 / NAFLD / 食品 / タンパク質 / 肝臓 / 蛋白質 / 栄養学 |
研究成果の概要 |
肝臓脂肪蓄積を特徴とする非アルコール脂肪性肝疾患(NAFLD)が増加している。NAFLDの予防・治療に食事療法が不可欠だが、タンパク質摂取が食事療法において果たす役割は解明されていない。本研究では、マウスへの緑豆タンパク質給餌による脂肪肝・NAFLD抑制作用を検討した。緑豆タンパク質は、マウス肝臓における脂肪酸合成を抑制し、中性脂肪量を低下させた。また、緑豆タンパク質は、高脂肪高コレステロール飼料給餌によるNAFLDの進行を抑制した。本研究より、緑豆タンパク質がNAFLDの食事療法の一つになる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肥満・インスリン抵抗性の増加に伴い、NAFL・NASHともに罹患率が増加している。一方で、NAFLDの予防・治療は、食事療法以外には確立されていない。本研究において、食品中タンパク質が肝臓脂肪蓄積量とNAFLDの予防・治療に有用であるかを解明することは、摂取タンパク質の「質」に依存した新規食事療法を生み出すことであり、食事療法のメカニズムの解明や抗NAFLD食事療法の効率化に繋がると考えられる。
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