研究課題/領域番号 |
16K00877
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 金城学院大学 |
研究代表者 |
北森 一哉 金城学院大学, 生活環境学部, 教授 (80387597)
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研究分担者 |
那須 民江 中部大学, 生命健康科学部, 特任教授 (10020794)
佐藤 秀一 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (10332785)
飛田 博史 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (60457190)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | NASH / 胆汁酸 / SHRSP5/Dmcr / 線維化 / 脂質 |
研究成果の概要 |
SHRSP5/Dmcrの肝障害における食事性胆汁酸の影響を検討した。 10週齢のSHRSP5/Dmcrは以下の4群に分けた。コール酸(CA)0% HFC、CA 0.5% HFC、CA 2% HFC、CA 4% HFC。摂餌期間は8週間とした。胆汁酸濃度依存的にSHRSP5/Dmcrの肝臓障害が進行し、体重と精巣上体脂肪を減少させた。褐色脂肪細胞と小腸のTransmembrane G protein-coupled Receptor5 (TGR5)の発現は、胆汁酸濃度が異なる各群において、差が認められなかった。非肥満は、TRR5を介したメカニズムではないかもしれない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本人に多いとされる非肥満型非アルコール性脂肪性肝炎は、食事の組成でその病状が異なる。食事で摂取する胆汁酸の濃度が高くなるにつれ、顕著に肝障害が進行することが明らかになった。 食事に含まれる成分の何が肝臓障害の原因となるのかを明らかにすることは、食習慣の改善に役立つものと考える。これまでの成果と合わせて考察することにより、特定の栄養素だけでなく、栄養素の組合せが問題になることが考えられた。
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