研究課題/領域番号 |
16K00907
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
辻 耕治 千葉大学, 教育学部, 教授 (50359840)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | インド / 農村 / 在来作物 / 学校給食 |
研究成果の概要 |
インド国マディヤ・プラデシュ州を対象に(1)同州の学校給食の現状・食の嗜好等の調査(2)同州の在来作物を活用した食品の試作・提案(3)同州の在来作物のフィールド調査・特性評価に取り組んだ。その結果(1)学校給食の献立は曜日ごとに定められていること、自校調理式と給食センター調理式の2種類あること、児童・生徒の好みのメニューは「プーリー」「キール」等であること(2)同州の在来作物「コドミレット」「リトルミレット」を原料に試作した麦芽飲料とポン菓子は、総じて児童・生徒・教員に好評であること(3)同州の「リトルミレット」の粒重は、黒色種子と濃茶色種子は薄茶色種子より大きいこと等を明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1)経済発展著しいインドでは、都市部と農村部の格差問題への対応が重要課題である。そこで本研究では、マディヤ・プラデシュ州を対象にインド農村地域における栄養および教育に関する環境の改善を図るため、まず学校給食の現状調査を行い、さらに同州の在来作物を活用した食品の試作・提案を行った。 (2)在来作物は、近代品種への置換や産業発展に伴う農地減少により世界規模で激減傾向にあり、その保全は急務とされている。そこで本研究では、既に多くの畑がワタやダイズ等の換金作物に置換され、在来作物の保全が急務である同州において、そのフィールド調査・特性評価を行った。
|