• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

高塩食負荷高血圧症における血管弾性線維構造の破綻と減塩食の効果

研究課題

研究課題/領域番号 16K00910
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関岡山大学

研究代表者

大塚 愛二  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (50168986)

研究分担者 品岡 玲  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (90724500)
研究協力者 楢﨑 正博  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード高血圧 / 冠状動脈 / 弾性線維 / 走査電子顕微鏡 / 血管鋳型樹脂注入後消化法 / ラット / 走査型電子顕微鏡 / 樹脂注入後消化法 / 高血圧モデルラット / 循環器・高血圧 / 血管壁弾性線維 / 高塩食負荷 / 高血圧モデル動物
研究成果の概要

血管は、内膜・中膜・外膜の3層構造からなっています。特に中膜には平滑筋と弾性線維が多く、血管径を調節し血圧のコントロールに重要な働きをしています。この研究では、高塩食高血圧のときに弾性線維がどのように変化するかを、最新の走査電子顕微鏡技術で観察しました。高血圧になると心臓の冠状動脈で細動脈に至るまで弾性線維密度が増えていて、高血圧における冠循環やその病態との関連が示唆されました。減塩の効果については、なお検討中です。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで、血管壁の弾性線維構造については、太い動脈についてのみ知られていたが、細い血管ではその立体構造は観察されていない。この研究は、細い血管まで見る技術を駆使して観察したところ、高血圧が弾性線維構造に影響することが判明しました。心疾患は日本人の死因の第2位を占めていますが、この研究は、将来の冠状動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)の病態の解明と治療に貢献すると考えられます。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi