研究課題/領域番号 |
16K00919
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
|
研究機関 | 聖徳大学 |
研究代表者 |
小松崎 典子 聖徳大学, 人間栄養学部, 准教授 (20536312)
|
研究分担者 |
藤原 しのぶ 聖徳大学, 人間栄養学部, 准教授 (10279672)
佐藤 明恵 聖徳大学, 人間栄養学部, 助手 (20774003)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 乳酸菌 / プロバイオティクス / 妊娠・授乳期 / コレステロール低下作用 / 人工胃液耐性 / 胆汁酸耐性 / 低カルシウム食 / カルシウム代謝 / 高脂肪食 / 腸内細菌叢 / 肥満 / カルシウム不足 |
研究成果の概要 |
マウスを用いて妊娠・授乳期の高脂肪食とLactobacillus paracasei NFRI 7415の摂取が母親と乳児の健康にどのような影響を及ぼすかを検討した。乳酸菌を摂取した母マウスの腸内細菌叢に影響を及ぼし、高脂肪食の仔マウスの肝臓の総コレステロール濃度を下げることが明らかとなった。 Lb.paracaseiのプロバイオティクス効果を調べた。対照としてLactobacillus caseiを用いた。コレステロール吸着率と胆汁酸吸着率は、Lb.paracaseiがL.caseiに比べて高値を示した。これらの結果から、ふなずし由来乳酸菌のプロバイオティクス素材としての可能性が示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Lactobacillus paracasei NFRI 7415は、生きたまま腸に到達し、腸内細菌叢の改善に役立つと同時に、乳酸菌のコレステロール低下作用が脂質代謝や腸管免疫に影響を与えていることが示唆された。本研究の成果は、妊娠・授乳期の母親と乳児の生活習慣病予防と健康増進に寄与する新規なプロバイオティクス効果を有する食品素材となり得ると考える。
|