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経口栄養食品素材のがん悪液質症状に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 16K00926
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関藤田医科大学

研究代表者

千原 猛  藤田医科大学, 保健学研究科, 准教授 (00217241)

研究協力者 東口 髙志  
伊藤 彰博  
二村 昭彦  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードがん悪液質 / 経口栄養食品 / 経口栄養食品素材 / Minマウス
研究成果の概要

申請者は、悪液質モデルマウスであるMinマウスを用い、エネルギー摂取として有効と思われる2種類の栄養素を、単独および混合で基礎飼料に混餌して悪液質症状の発症前より投与を開始し、その症状に対する影響を検討した。
その結果、1種の栄養素が体重減少の抑制、後肢の筋肉減少抑制などのがん悪液質症状緩和に有用と思われる結果を示した。また、がん細胞の特徴的な嫌気性糖代謝の指標である血漿乳酸値の上昇抑制、解糖系の律速酵素のmRNA発現量の上昇抑制も示した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

悪液質は筋肉の損失を特徴とする複合的な代謝異常症候群である。がん死亡症例の50%以上が罹患し、その中の約30%の死因が悪液質によると報告されている。しかし、その進行を阻止する有効な治療法は未だない。
今回の検討において、動物モデルにおいてではあるが1種の栄養素が悪液質症状緩和に有用かと思われる結果を示した。また、今回の栄養素の投与開始時期は発症前であり、臨床で前悪液質病態からの栄養サポートが重要であると指摘されていることより、投与開始時期がやはり重要である思われる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Min(multiple intestinal neoplasia)マウスのがん悪液質モデルとしての有用性2018

    • 著者名/発表者名
      千原 猛、東口髙志、別府秀彦、新保 寛、二村昭彦、齋藤邦明
    • 学会等名
      第52回日本実験動物技術者協会総会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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