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乳酸菌が貪食細胞のアレルゲン除去に及ぼす影響評価方法

研究課題

研究課題/領域番号 16K00928
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関大阪大谷大学

研究代表者

坂崎 文俊  大阪大谷大学, 薬学部, 教授 (90309378)

研究期間 (年度) 2016-10-21 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードアレルギー / 乳酸菌 / マクロファージ / 貪食 / 保健機能食品
研究成果の概要

乳酸菌の摂取によりアレルギーが抑制される仕組みを研究するため、白血球の一種であるマクロファージがアレルゲンを取り込んで分解するはたらきが乳酸菌によって増強されるという仮説を立て、検証を行った。培養マクロファージに殺菌した乳酸菌を添加して培養すると、マクロファージによる異物の取り込みが促進されることが、顕微鏡下で観察できた。マクロファージが異物を取り込んだあとにTリンパ球に情報と伝えるIL-12b遺伝子の発現量が乳酸菌によって増加していることが測定できた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

乳酸菌はアレルギーを抑制する知見がある一方で、風邪ひきを軽減化するとの知見もあり、その作用機構が充分に明らかでない。多くの研究者が乳酸菌による抑制性リンパ球の活性化を研究しているのに対し、本研究は、アレルギー抑制作用と感染症抑制のための免疫増強作用との両方に矛盾しない作用機構の可能性を提示した。今後さらに研究が発展することで、乳酸菌によるアレルギー抑制や感染症抑制が、医療用途として行われるように認められることが期待される。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-10-24   更新日: 2020-03-30  

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