研究課題/領域番号 |
16K00931
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 広島国際大学 |
研究代表者 |
長嶺 憲太郎 広島国際大学, 医療栄養学部, 教授 (80412352)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | NASH / AGE / LAMP / バイオマーカー / 診断 / 生活習慣病 / HNRNPM / NAFLD / 遺伝子診断 / メタボリックシンドローム |
研究成果の概要 |
本研究は、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者の早期発見のための非侵襲的なバイオマーカーの同定を目的としている。まず、フルクトース処理により糖化させた培養細胞から、糖化された蛋白質としてHNRNPMを同定した。次に、HNRNPMの機能を減弱させた細胞における遺伝子発現の変化を確認したところ、RASGRP2を含む複数個の遺伝子の発現量が増減していたことを見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
HNRNPMは、ヒトの糖尿病を模倣した培養細胞から見つかってきたものであり、NASHの原因遺伝子の候補となりえる。HNRNPMの機能の減弱によって発現が変化する遺伝子の中には、バイオマーカーとなり得るものが含まれている可能性が考えられる。これらバイオマーカーを用いてNAFLD/NASH診断用キット(簡易化したもの)を構築することができれば、大掛かりな機器や手間を必要とせず診療所レベルでの検査も期待でき、利用分野の拡大が見込まれる。
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