研究課題/領域番号 |
16K00946
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
立花 正男 岩手大学, 教育学研究科, 教授 (00390576)
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研究協力者 |
山本 一美
佐藤 真
菊池 信夫
藤井 雅文
佐々木 亘
千葉 しのぶ
宮田 直弥
田村 敬済
佐藤 宏之
藤原 英文
楢木 航平
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | パイプグラム / 空間概念 / 空間図形 / 算数・数学教育 |
研究成果の概要 |
実物の模型(パイプグラム)を活用して,空間概念を育てる指導の在り方を研究した。小学校第4学年と中学校第1学年での授業実践を行った。 授業後には空間図形についての調査を実施し,その結果を分析した。その分析結果から,パイプグラムを活用した授業を行うことが有効であるとことがわかった。 研究について,論文で発表を行った。さらに,多くの講演で研究の成果を広げた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究から,実物教材が児童生徒の空間概念の育成に有効であることが明らかになった。これまでは,空間図形の学習が教科書を使った2次元の世界で進められていたことが空間概念を育成に大きな障害になっていた可能性を見いだせた。また,この研究で,教師と児童生徒の認識に齟齬がある可能性も見いだせた。それは,調査問題を解答する際に,空間図形の関係を答える問題に,平面図形の関係を答えている児童生徒がいることである。それは,児童生徒の問題に対する捉え方と,教師の捉え方が違っていたことが明らかになったことにより,今後の指導の在り方を示唆することができた。
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