研究課題/領域番号 |
16K00962
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
山口 忠承 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (60295722)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 科学教材 / 24色相環 / フォトクロミズム / サーモクロミズム / 物質の色 / 光の三原色 / 色の三原色 / 混色 / 教育学 |
研究成果の概要 |
実験に用いる材料が学校の現場で入手可能で小学生や中学生が理解できる科学教材開発を行った。フォトクロミック材料として、太陽光に含まれる紫外線検知に用いられている「忍者えのぐ」を用い、絵の具の混ぜ方や色の塗り方を通じて、色に関する児童生徒の興味関心の引き付け、物質の色の科学的な原理の説明につなげる研究を行った。また、学校の現場で入手できる薬品を用いて、市販のフリクションペンで用いられているインクのサーモクロミック反応を模倣したロイコ色素主体のサーモクロミックインクを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小学校や中学校で入手可能なフォトクロミック材料を用いて科学教材の開発を行った。フォトクロミック材料として、太陽光に含まれる紫外線検知に用いられている「忍者えのぐ」を用い、絵の具の混ぜ方や色の塗り方を通じて、色に関する児童生徒の興味関心の引き付け、物質の色の科学的な原理の説明につなげる研究を行った。また、サーモクロミックインクを理科実験室で作る方法を開発した。これらの研究成果は、小中学生が参加する科学イベントなどで活用できる内容を含んでおり、生徒の興味関心や色変化の現象の科学的な理解の上で十分活用できるものと考えられる。
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