研究課題/領域番号 |
16K00965
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
喜多 雅一 岡山大学, 教育学研究科, 教授 (20177827)
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研究分担者 |
松原 憲治 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (10549372)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 学習者中心の授業戦略 / 指導仮説とその評価 / 小学校算数・理科 / ザンビア / ネパール / サブサハラ / 授業案作成方法 / 授業記録 / 学習者中心の授業 / 指導仮説 / 評価指標 / 授業評価 / 小学校理科・算数 / 授業分析 / 授業作り / 理科 / 授業改善 / 定量的指標 / 導入・展開・終末 / 学習者中心 / 活動中心 / 主体的な学び / 科学教育 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
岡山大学での日本の授業方略の研修に参加したザンビアの研修員が自国の学校に戻り,指導仮説をツールとして,学習者中心の授業に取り組めているかを聞き取りを行った。日本の授業方略はそのままザンビアで活用できるわけではないが,様々な形でザンビアの授業に使うことができることが示された。特に子どもの反応を評価指標とする指導仮説の立て方については,十分に理解できていた。自国のカリキュラムや自国の試験制度に縛られる授業方略ではあるが,授業改善の方向性を子どもの姿をあらかじめ想定することが重要である。3年間の研究成果として,指導仮説を用いた授業案集とその実践事例集についてもまとめている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アフリカやネパールの教員に学習者中心の授業方略の具体的な方法を提示できた。小学校算数・理科では導入,展開,終末の各段階で指導仮説を置き,その授業方略の評価を児童・生徒の反応を定量化することで行う意義が教員に良く理解できた。またそういう授業が可能な教材開発も多く行った。器具や試薬や,装置などに頼らなくても学習者に問題解決や探究の活動を展開させることができる教材開発と授業実践を行った。これらは実践事例集として有効である。
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