研究課題/領域番号 |
16K00979
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
西仲 則博 近畿大学, 教職教育部, 講師 (80756841)
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研究分担者 |
吉川 厚 東京工業大学, 情報理工学院, 特定教授 (50444120)
折田 明子 関東学院大学, 人間共生学部, 准教授 (20338239)
竹村 景生 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 客員研究員 (40782165)
高橋 聡 東京理科大学, 経営学部経営学科, 助教 (80630897)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 科学教育 / マンガ教材 / 教師教育 / 統計教育 / 教師教材 / 研修 / 評価方法 / 知識活用 / シナリオ / マンガ / 知識活用型授業の構築 / 評価 / ナラティブ・アプローチ |
研究成果の概要 |
初等・中等教育における統計教育での、「知識活用型授業での評価」と「教師教育用教材の作成とその評価」を行うことが目的である。「知識活用型授業での評価」では、生徒の協働的な統計的問題解決、特に2群比較判断での「知識の活用」がどのように為されているかを視覚化するために、カード型知識活用ツールとワークシート型知識活用ツールを開発した。これのツールの結果から、生徒は、代表値を全て求め、値の大小を基に比較を行い、それらの多数決で決めるという代表値多数決判断を捉えた。「教師教育用教材の作成とその評価」では、前述の知見を組み入れた教師教育用の教を開発し、実践と効果の測定を行い、教育的効果があることを示せた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中学生の統計的問題解決での生徒の思考について、代表値の多数決を用いた判断をしていることを見出した。その知見を教師教育用としてマンガを用いた教材を7編作ることが出来た。統計の知識活用だけでなく、小集団での教授で留意する点を盛り込んだ教材が完成し、統計教育だけでなく、教育方法の観点からの教材としても可能性が広げることができる教材を開発することができ、その効果もあることが大学生での実験で示せた。
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