研究課題/領域番号 |
16K01001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
石村 源生 東京工業大学, 地球生命研究所, 特任准教授 (90422013)
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研究分担者 |
川上 慎市郎 グロービス経営大学院大学, グロービス経営大学院, 准教授(移行) (90773797)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 科学技術コミュニケーション / ケースメソッド / ケース開発 / 教育プログラム / 社会課題解決型 / 研究開発マネジメント / 社会実装 / 異分野融合 / PBL / アクティブラーニング / ワークショップ / ケース / ケースライティング / 正確さとわかりやすさのトレードオフの指標 / 研究文脈 / 構造化インタビュー / 研究広報 / メディア / 表現行為 / 機能性 / 逆算性 / 学習体験のデザイン / 創作行為 / 実践 / 事例 / 学習者 / 学習目標 / 人材育成目標 / 実践知 / 教育プログラムの開発 / 教育評価 |
研究成果の概要 |
教育プログラムの成立条件を整理しケース作成の基となりうる実践事例の調査を行った。また、主として調査対象者と協議することにより、特定のケースメソッド教育プログラムに対してニーズを持つ学習者の候補、ならびに彼ら彼女らの人材育成目標とそれをブレークダウンした学習目標群の同定を試みた。 また、「正確さとわかりやすさのトレードオフ」ならびに「構造化インタビューによって可視化された研究文脈」に基づいた2つの広報手法を開発し、ケース化可能性を検討した。 さらには、学際領域において社会実装までを射程に入れた研究開発プロジェクトの責任者にインタビュー調査を行い、ケースメソッド教育プログラムのプロトタイプを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
科学技術コミュニケーション教育のためのケースメソッドの研究開発は、単に教育に有効であるだけでなく、未だ体系的な理論が構築されているとは言いがたい当該分野に対して実践知の構造化と彫琢という側面から寄与することによって、当該分野の理論上の発展を促すことが期待される。また、ケースを継続的に開発していくことによって、常にその理論を「最新の状態」に保つことにも貢献する。 一方、本研究で開発したケースメソッドは、特定の教育プログラムの受講者に対する教育目的だけではなく、広く市民社会における学習や熟議の機会提供のための手段として応用される可能性が開かれている。
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