研究課題/領域番号 |
16K01005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
岡田 努 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (50431648)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 科学教育 / 科学リテラシー / 放射線教育 / 復興教育 / 福島 / 福島県 / 県内県外 / 越境 / プログラム開発 / 小中高 / 小中高接続 / 被災地 |
研究成果の概要 |
東日本大震災発生以降に,福島県内の小中学校,高校で実施されてきた「放射線教育」の諸課題の解決を目指し小学校から高校・大学をつなぐ被災地の放射線教育プログラムの構築を目指した。放射線・復興教育において,各学校が抱える課題を抽出し,学校間で相互に理解し,関連教材やプログラムを共有するための機会を設けた。さらに県外協力者を得て県内外の生徒の交流事業を企画し原発事故後の福島の現状理解と放射線教育・復興教育について様々な立場を超えた視点を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
東日本大震災後に福島県で実施されてきた「放射線教育」では,大規模な原子力発電所事故に伴う被害や放射性物質の性質や人体への影響,広域にわたる汚染,故郷・コミュニティの喪失,福島県全域に関わる産業の復興,その他多くの課題を抱え,従来の「放射線教育」プログラムでは十分に対応することは困難であった。学校教育,特に学校種間の接続時の課題に注目し小中高校,大学をつなぐ教育プログラム構築の基礎を見いだした学術的社会的意義は大きい。
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