研究課題/領域番号 |
16K01006
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
人見 久城 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (10218729)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 理科教育 / 小学校理科 / 中学校理科 / ものづくり / エンジニアリング・デザイン / 指導法 / 理科 |
研究成果の概要 |
近年,欧米でSTEAM教育が隆盛を示しつつあるが,理科におけるものづくり活動のねらいには,STEAM教育でめざす考え方と通底する部分がある。それは,目前の仮想的な課題を解決するために,学習者が模型を製作し,製作物の中に科学的原理が応用されている箇所を確認したりすることである。 本研究では,日本の理科におけるものづくり活動の系譜を概観し,ものづくりの位置付けを明らかにした。また,科学と技術的内容の融合を積極的に取り入れたアメリカの科学スタンダードや教育プログラムを分析し,技術的内容の扱いや指導方法の特質を明らかにした。得られた知見をもとに,ものづくり活動の充実に向けた示唆をまとめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
エンジニアリング・デザイン等を導入した応用的な理科学習の特徴を分析することは,現在の日本の学校現場で広く見られる,いわゆる教材キットの製作に依存した検証型ものづくりから探究型ものづくりへ転換する上での知見を提供することになる。日常生活や実社会との関連を意識した理科学習の指導の充実に,本研究は寄与すると考えられる。
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