研究課題/領域番号 |
16K01009
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
荻窪 光慈 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (00431726)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 産業・技術教育 / 教材開発 / 組込み技術 / 組込みシステム / マイコン / ネットワーク / インターネット / 無線通信 |
研究成果の概要 |
組込み技術は我が国の基幹産業であるが、学術的に重視されておらず学校教育でも殆ど取り扱われていない。そのため組込み技術者の育成が喫緊の課題であり、特に学校教育において組込み技術に関する理解を深める必要がある。本研究課題では、無線ネットワーク接続型異状通報システムを題材とした組込み技術教育向けの教材開発を目的とし、その研究成果として、高機能かつ安価なマイコンボードを用いた無線ネットワーク接続型異状通報システム並びに関連技術の開発に成功した。また、本システムを活用して最先端の組込み技術事例を体験的に学習させるカリキュラム等を検討した。本システムの活用により組込み技術教育への貢献が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
組込み技術は我が国の基幹産業である。組込み技術関連産業は近年、我が国の国内総生産(名目GDP)の13%程度、及び輸出の過半数を占めているこのような状況にも関わらず、組込み技術に関する学校教育での取り扱いが殆どないため、その育成が喫緊の課題となっている。本研究課題では、生活に役立つ実用的な組込みシステムの一例として、無線ネットワーク接続型異状通報システムを開発し、その開発過程等について組込み技術教育への活用を検討することにより、ハードウェア製作やプログラミングの知識・技能の国民的水準の底上げを目指すとともに、我が国の産業を支える組込み技術産業に積極的に関わろうとする人材育成への貢献が期待される。
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