研究課題/領域番号 |
16K01012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
王賀 理恵 山梨大学, 医学部, 医学研究員 (00160432)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ゲノム編集技術 / 発生工学 技術 / 遺伝子破壊 / 遺伝子挿入 / 科学実験法 / 発生工学技術 / 遺伝子編集技術 / 科学教育 / ゼブラフィッシュ / 生物科学実験 |
研究成果の概要 |
本研究は、脊椎動物におけるモデル生物であるゼブラフィッシュのゲノムを簡便に改変できるゲノム編集技術を確立することを目指した。さらに、確立した技術を用い遺伝子発現をモニターできるレポーター遺伝子を標的ゲノム部位へ効率良く挿入する技術に応用した。 ゲノムの性状を理解するためには、ゲノム改変の過程を観察できる生物学実験が有用と考えられる。本研究では、ゲノム編集技術を行った胚を用いゲノム編集の効率やゲノムに誘導された変異の性状を考察できる生物学実験を樹立した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CRISPER/Cas9システムによるゲノム編集技術は、様々な生物種にゲノムの特定の部位に効率よく新たに遺伝子の挿入や欠失による変異を生じさせて、従来の組換え技術より正確で簡便な方法として、急速に技術革新が行われている。農・水産・畜産生物の品種改良や、疾患の解明や治療など医学・薬学・生命科学研究等にも広く活用されている。本研究ではゲノム編集技術の中で速攻型遺伝子挿入実験法の改良と医学部や理学部などの生物学実習においてゲノム編集技術を用いてゲノムの働きや機能を調べることが可能な科学実験法の確立したことに意義があると考える。
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