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次期改訂理科教科書の生命生物観察実験の再現性と科学性に資する根拠データベース構築

研究課題

研究課題/領域番号 16K01021
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 科学教育
研究機関福岡教育大学

研究代表者

西野 秀昭  福岡教育大学, 教育学部, 教授 (40198487)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード科学教育 / 観察・実験 / データベース / 生命・生物 / 実施困難度 / 科学性 / 高度学校再現性 / 根拠 / きん肉 / ホウセンカ / 水の通り道 / 再現性 / 実験・観察 / 観察・実験 / 生命・生物 / 科学的再現性 / 小・中学校理科
研究成果の概要

学習指導要領次期改訂を見据え,小・中学校理科「生命・生物」の観察・実験・高校生物に,科学的に適切で学校での再現性があり,根拠に基づく生命・生物観察・実験・授業を提供し,かつupdateされるデータベースの構築を目指した。アンケート調査で実施困難な観察・実験や教材の実施困難度を数値化,結果が得られる%や実施困難度を示し,結果を得る為の方法を提示し,教科書の生命・生物分野での記載に科学的な問題が見いだされる観察・実験やその教材の改善方法や教材の選択・取り扱い方等を示すデータベースを構築・提案し,pdfをresearchmapにアップし,評価をアンケート調査した。結果,回答者全員から最高評価を得た。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は新学習指導要領改訂に際し,小・中学校理科教科書・高等学校生物の教材や実験方法の科学的根拠性を高度化させると共に,観察・実験を再現性良く実施できるように教科書を改善の方向へ誘う事に繋がるものと考えられる。その結果,児童・生徒に科学的な根拠を基に主張を導く確固たる考察能力を涵養できるものと考えられる。また教科書の実施困難な教材や実験方法が減少し,観察・実験結果の再現性が得られ,結果を基に子ども達が考察をまとめる事ができるようになる。その結果,思考・判断・表現に加え,自己肯定,自己実現に繋がる成功体験を子ども達が積み上げる事となり,新しい学習指導要領が目指す所にも寄与できるものと考えられた。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2019 2018 2017 2016

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (6件)

  • [雑誌論文] 小学校4年生理科「季節と生き物(春~夏)」でのツルレイシ発芽条件の改善2019

    • 著者名/発表者名
      西野秀昭
    • 雑誌名

      福岡教育大学紀要

      巻: 第68号 ページ: 1-7

    • NAID

      120006591907

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 小学校6年生「だ液のはたらき」においてヨウ素デンプン反応を用いず手応えと状態変化の観察のみによるデンプン消化実験の提案と評価2019

    • 著者名/発表者名
      西野秀昭
    • 雑誌名

      福岡教育大学紀要

      巻: 第68巻 ページ: 1-6

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 小学校4年生理科「人の体のつくりと運動」における筋収縮のしくみを反映した新しい学習教材「Hand-made(手まで)モデル」の提案と効果の検証2018

    • 著者名/発表者名
      西野秀昭 廣島望
    • 雑誌名

      福岡教育大学紀要

      巻: 67 ページ: 1-4

    • NAID

      120006504303

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 小学校6年生理科「植物の養分と水の通り道」における植物教材の課題とその改善に関する研究 -根を傷つけずにホウセンカの水の通り道を染色する方法の検討-2018

    • 著者名/発表者名
      西野秀昭
    • 雑誌名

      福岡教育大学紀要

      巻: 67 ページ: 1-4

    • NAID

      120006415931

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 高等学校生物の新しい授業の在り方に関する基礎的研究 ~カリキュラム・マネジメント要素を加えた科学者の研究過程を辿る型への転換の試みとその効果~2017

    • 著者名/発表者名
      西野秀昭
    • 雑誌名

      日本科学教育学会研究会研究報告

      巻: 32 ページ: 13-18

    • NAID

      130007387606

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 次期改訂理科教科書の生命生物観察実験の再現性と科学性に資する根拠データベース構築2019

    • 著者名/発表者名
      西野秀昭
    • 学会等名
      日本生物教育学会第103回全国大会(愛知教育大学)
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 次期改訂理科教科書の生命・生物観察・実験の再現性と科学性に資する根拠データベースの構築~「科学性」に関する観察・実験の改善及びその使用薬品の安全性評価について~2018

    • 著者名/発表者名
      西野秀昭
    • 学会等名
      日本理科教育学会九州支部大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 小学校4年生理科「人の体とつくりと運動」における筋収縮のしくみを反映した新しい学習教材「Hand-made(手まで)モデル」の提案と効果の検証2017

    • 著者名/発表者名
      西野秀昭・廣島望
    • 学会等名
      日本生物教育学会第101回全国大会
    • 発表場所
      東京学芸大学
    • 年月日
      2017-01-07
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 小学校理科「植物の水の通り道」における植物教材の課題とその改善に関する研究 -根を傷つけずにホウセンカの水の通り道を染色する方法の検討-2017

    • 著者名/発表者名
      西野秀昭
    • 学会等名
      日本理科教育学会第67回全国大会(福岡)
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 次期改訂理科教科書の生命・生物観察・実験の再現性と科学性に資する根拠データベースの構築 ~問題の所在及び観察・実験の実施困難度測定の予備調査~2016

    • 著者名/発表者名
      西野秀昭
    • 学会等名
      平成28年度 日本理科教育学会九州支部大会
    • 発表場所
      宮崎市民プラザ(宮崎市橘橋西1丁目1番2号)
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 次期改訂理科教科書の生命・生物観察・実験の再現性と科学性に資する根拠データベースの構築 ~アサガオ花粉のはたらき観察・実験の「実施困難度」測定~2016

    • 著者名/発表者名
      西野秀昭
    • 学会等名
      平成28年度 第2回日本科学教育学会研究会
    • 発表場所
      長崎大学教育学部
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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