研究課題/領域番号 |
16K01023
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
星野 由雅 長崎大学, 教育学部, 教授 (50219177)
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研究分担者 |
當山 明華 長崎大学, 大学教育イノベーションセンター, 助教 (60647642)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 科学教育プログラム / 教材開発 / 色素増感太陽電池 / 自然の恵み / 先端科学 / 教育心理 / クロロフィル / アントシアニン / 未来志向 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,先端科学である色素増感太陽電池の色素に自らが育成した生物から抽出した色素を用いることで,学習者が自然の恵みと先端科学の双方の恩恵を受けていることを実感し,自然災害及び科学技術上の事故による心的ダメージを克服し,未来を志向することに資する科学教育プログラムを開発することである。 学習者が自然及び科学技術への興味関心を高め両者に対する肯定的なイメージを高める一連の科学教育プログラムの開発に成功した。プログラムの実施により,児童の自然及び科学技術に対する肯定的なイメージはより高くなること,また科学技術への興味関心及び自然と科学技術との関係性についても向上が見られることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小学生自らが育成あるいは採取に関わった自然の恵みである植物や海草から取り出した色素を用いて太陽電池を作製することにより,小学生がそれまで抱いていた自然や科学技術への興味関心を高めるとともに,特に科学技術に対する肯定的なイメージを高め,自然と科学技術との関連性をより意識させることができる科学教育プログラムは,未来を志向し,大地震や原子力発電所事故などの科学技術上の大きなトラブルを抱えた現状を克服しようとする子どもたちを育成することに寄与するものとなる。
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