研究課題/領域番号 |
16K01032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
井上 浩義 慶應義塾大学, 医学部(日吉), 教授 (10213175)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | オフキャンパス教育 / 初等中等教育 / 理数教育 / 大学院生 / アンケート調査 / Early exposure / 民間企業 / 人材交流 / 科学教育 / オフキャンパス / 企業 / 研究者 / 技術者 / アントレプレナーシップ / 小中高校生 / 企業協力 / 国際性付与 / Early Exposure / 生涯教育 / 効果検証 / 企業等の活用 / 教育学 / 成果評価 |
研究成果の概要 |
近年、進展が著しい初等中等教育における特色ある理数教育では、高等学校におけるスーパーサイエンスハイスクール(SSH)やグローバルサイエンスキャンパス事業などの長期継続が小学校・中学校の理数教育の多様化を実現している。本研究課題ではこれらの事業で学んだ生徒の進路・業績・周囲に対する影響等のアンケート調査を大学院生を対象に行い、全国の29大学の544名から有効回答を得た。また、オフキャンパス理数教育の実践を製薬、食品、部品メーカーなどのご協力を得て、毎年3回開催した。これらの成果は、報告書冊子として教育関係機関に配布すると共に、初年次教育学会第10回大会、第51回日本医学教育学会総会等で発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の大学院生アンケート調査を通じて、初等中等教育における先端理数内容のEarly Exposureがどのような形で有効性を発揮するのか、あるいは有効とは認められなかった内容の改善、あるいは付与する時期の再考等が明瞭となり、今後の各種事業の参考あるいは政策決定の参考となり得る結果となった。加えて、独自のオフキャンパス理数教育ではこれまでの基礎科学や応用技術分野に限らず、アントレプレナーシップ・知的財産権の意義と考え方の講義、科学技術研究運営やその基盤を支える行政や国の制度についての試行的講演も行い、先端的、学際的な講義や実習がオフキャンパス教育では可能であることを示した。
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