研究課題/領域番号 |
16K01038
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 麻布大学 |
研究代表者 |
福井 智紀 麻布大学, 生命・環境科学部, 講師 (00367244)
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研究分担者 |
内田 隆 東京薬科大学, 生命科学部, 講師 (20782163)
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研究協力者 |
石井 隆太朗
倉 菜華
水間 拓実
水本 開
茂木 優樹
森田 郷
武藤 雄也
内藤 覚哉
中村 祐貴
西 愛未
大堀 翼
小澤 彰吾
竹内 均
照山 友里
浦 一茂
渡邉 啓吾
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 理科教育 / 環境教育 / STS教育 / 教員養成 / 教員研修 / 討論活動 / 科学技術社会論 / 市民参加型手法 / 科学教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、科学技術社会における諸課題に対する児童・生徒の意思決定と合意形成を支援するため、理科教員に求められる資質・能力を検討し、その育成のための教員養成・研修プログラムを開発した。まず、シナリオ・ワークショップ形式で地球温暖化対策について生徒に討論させる授業を実践できるよう、教員用プログラムを開発し、実際の教員研修でも活用した。さらに、フューチャーサーチ形式で人工知能(AI)について生徒に討論させる学習プログラムなど、複数の学習プログラムも開発し、活用効果や改善点を検討した。いずれも、教員養成課程の学生を対象に試行授業を実施することで、教員養成プログラムとしても活用した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高度科学技術社会において、科学技術をどのように活用するかは、個人にとっても社会全体にとっても重要な検討課題である。そのため理科教師は、従来の理科授業に加えて、科学技術に対する生徒たちの意思決定や合意形成を促すような学習指導を実施できるだけの、知識や指導力を有している必要がある。本研究は、そのような意図をもった教員養成・研修プログラムの開発として、学術的意義と社会的意義を有している。また、本研究で開発された複数のプログラムは、教員養成や教員研修での活用を意図して冊子化しており、今後の普及による教育現場への貢献も期待できると思われる。
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