研究課題/領域番号 |
16K01047
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 沼津工業高等専門学校 |
研究代表者 |
三谷 祐一朗 沼津工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (00280389)
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研究分担者 |
上 泰 明石工業高等専門学校, 電気情報工学科, 准教授 (20413809)
佐藤 拓 仙台高等専門学校, 総合工学科, 准教授 (30451545)
岩野 優樹 明石工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (90413799)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | グループワーク / PBL / コンテスト / 連携プロジェクト / モーション制御 / PLC / 制御技術教育 / 3軸ロボット / 企業連携プロジェクト / 課題解決 / 非接触搬送 / 日韓合同 / 制御技術教育キャンプ / 生産技術コンテスト / 高専機構・オムロン共同プロジェクト / 高機能制御機器 / 制振制御 / 産業・技術教育 |
研究成果の概要 |
産業界より強く求められている製造業の自動化システムに必須の,制御技術者の育成を目指し,複数高専が民間企業と連携して実施するプロジェクト「制御技術教育キャンプ」・「PLC制御コンテスト」を毎年運営し,実施した.その中で,グローバル化を目指して,韓国大学生との合同キャンプを実現した.学生のアンケート結果より,高い教育成果が得られたことを確認した.またそれと並行して,制御システムの開発を行った.具体的には,近年の,生産ラインの高機能化に対応した新型PLC(Programmable Logic Controller)を活用した,搬送時の揺れ制御システムや,非接触搬送システムを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
主として,生産システムの制御に用いられる専用コンピュータ,PLC(Programmable Logic Controller)のプログラム言語は,その開発の効率化を図るために,1993年に国際標準規格IEC61131-3が発行され,メーカに依存しない制御技術開発が可能となった.しかし,PLCの開発が盛んな諸外国に比べ,日本ではその教育が高等教育機関でほぼなされておらず,生産現場にて要求される人材が不足している現状がある.本プロジェクトは,そのような人材を育成し,かつグローバル化に対応できる制御技術教育を目指した.毎年高専生を対象として実施した教育活動は,その成果をあげたといえる.
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