研究課題/領域番号 |
16K01054
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター) |
研究代表者 |
菊池 拓男 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 准教授 (20744775)
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研究分担者 |
大野 成義 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 教授 (60648905)
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研究協力者 |
羽田野 健
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 職業訓練 / 熟練技能 / 技能五輪 / 技能科学 / 技能分析 / 職業能力開発プログラム / 科学教育 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
これまで継承されてきた「熟練技能」の評価基準が大きく変容しており、新たな熟練技能の継承問題が生まれている。このため、国際大会で日本選手が6大会連続で金メダルを獲得している情報配線施工職種の職業能力開発プログラムを詳細に分析、そのノウハウを明らかにし、一般モデル化した。これを複数の他職種における実際の国際大会の選手育成に適用して、検証した。そのうえで、国際的評価基準に適合した熟練技能の作業要素を抽出する等、新たな熟練技能に対応した職業能力開発プログラムの要件を定義した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
対象とする情報配線施工職種は我が国が世界をリードする分野の一つであり、国際大会で6連覇というどの国もどの職種も成し得ていない好事例を分析し明らかにすることは、真に必要とされうる新たな熟練技能の職業能力開発プログラムを構築するうえで非常に重要である。 国際大会の日本選手の成績向上策、当該職種の更なる連覇かつ他職種の金メダル数の増加の要因、ともなり、日本のものづくり産業の国際競争力の強化に繋がる。 本研究では、複数の職種、事業所への調査により熟練技能者育成の問題点を探求する。これは、先行研究で行われてきた他職種や他手法による学術的な熟練技能者継承の取り組みの不足点を補う可能性がある。
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