研究課題/領域番号 |
16K01058
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 文教大学 |
研究代表者 |
森 一将 文教大学, 経営学部, 准教授 (10616345)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 面接評価 / AO入試 / 大学入試 / パーソナリティ特性 / 項目反応理論 / 面接選抜 / テスト妥当性 / AO方式選抜 / 面接試験 / 合否判定支援 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
本研究では多様な選抜試験の成績を用いて妥当性高く合否判定するための評価構造を明らかにした。具体的には、近年の大学入試等でよく用いられる面接選抜に着目し、面接選抜において受験者の意気込みに関する評価が入学後の成績を予測すること、受験者のパーソナリティ特性のうち勤勉性が面接評価に影響を与えることを明らかにし、これらの関係性を統計モデルを用いて分析した。また、追加的な結果として、大学入試だけでなく、就職活動における入社面接などでも同様な傾向がみられることを実験によって明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は大きく2つに分かれる。1つ目は、大学・高校などの入試担当者が面接選抜においてどのような質問設計や評価基準の構築をしなければならないかを明らかにした。本研究の結果により、AO入試などの定型的な試験デザインを持たない選抜制度においても、妥当性高く評価や合否判定を行うことが期待される。2つ目は、面接選抜において評価の高くなる受験者の特性(パーソナリティ)を明らかにしたことである。この結果は、従来の社会心理学におけるパーソナリティの研究と合わせて、面接選抜に対する効果的なトレーニング方法の開発に対する基礎的な結果としての活用が期待される。
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