研究課題/領域番号 |
16K01059
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
須永 昌代 東京医科歯科大学, 統合教育機構, 助教 (90581611)
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研究分担者 |
木下 淳博 東京医科歯科大学, 統合教育機構, 教授 (10242207)
荒川 真一 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (20302888)
品田 佳世子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (60251542)
戸原 玄 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (00396954)
大塚 紘未 東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (70599266)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | eラーニング / 教材開発 / 歯科衛生士教育 / 復職支援 / 卒後教育 |
研究成果の概要 |
訪問歯科診療における要介護高齢者等の口腔管理を、より実践的に疑似体験できる、コンピュータシミュレーション教材を複数開発し、eラーニングシステム上で歯学部学生・歯科衛生士養成機関学生・臨床研修歯科医・医学部学生に広く活用して、評価を得た。その結果、同システムが、歯科衛生学生のみならず、他の医療系学生教育にも有効であることが示唆された。また、本学歯学部附属病院の歯科衛生士総合研修センターでも、卒後の歯科衛生士を対象とした復職支援の研修用教材として活用でき、歯科衛生士に対する卒後・復職支援教育に応用可能であることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、訪問歯科診療の現場で遭遇するケースを疑似体験でき、臨床判断を体験できる要介護高齢者の口腔管理(口腔ケア)に関連するシミュレーション教材を複数開発した。これらの教材を多くの学生等にeラーニングシステム上で活用して、開発した教育システムに対する評価を行ったところ、同システムが、歯科衛生学生のみならず、他の医療系学生教育にも有効であることが示唆された。また、卒後の歯科衛生士を対象とした復職支援の研修用教材としても活用できた。これらより、開発したeラーニング教育システムは、歯科衛生士の人材育成・資質向上に役立つことが期待でき、他職種を含む医療系教育の質の向上と発展に寄与するものと思われる。
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