研究課題/領域番号 |
16K01060
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
竹村 淳 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (20297617)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 教育支援システム / バーチャルリアリティ / 実験教育 / 複合現実 (MR) / 電子回路 / ものづくり |
研究成果の概要 |
本研究は,裸眼立体ディスプレイの映像を力覚を伴いながら操作できる複合現実(Mixed Reality; MR) の技術を開発し,電子回路やロボット製作などの「ものづくり」の能力を育てるための実験教育へ応用を試みた。本研究で提案する技術は,以下(1)-(3)の全てを可能にする点に特長があり,将来の理工系分野の実験教育に必要な幅広い用途に活用できる点で,これまでにない新しいものである;(1) 準無装着型に実現,(2) 筋電信号に基づく力覚提示,(3) 利用者の様々な環境と目的に適応できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでにも,生体信号を用いたマシン・インターフェースの開発が行われてきたが,裸眼立体映像に対して筋電信号に基づいて力覚を伴う操作と作業を可能にする試みは,本研究が初めてである。また,提案システムを実験教育に用いる場合,実験作業を妨げる装着デバイスがなく,実験者の様々な環境や用途にも応用できるため,得られる教育効果は,従来の教育支援システムと比べて飛躍的に増大すると考えられる。さらに,本システムは,理工系の以外の分野(生体医工学,スポーツなど)においても,広い応用が期待できる。
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