研究課題/領域番号 |
16K01065
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
江原 康生 京都大学, 学術情報メディアセンター, 特定准教授 (40324686)
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研究分担者 |
後藤 佑介 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (10551038)
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研究協力者 |
挾間 浩史
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 教育工学 / ヒューマンインタフェース / コンテンツ配信 |
研究成果の概要 |
本研究では、初等中等教育の現場におけるICT活用を円滑に進めるために、大型ディスプレイなどの複数の表示装置の効果的な活用を支援するための基盤技術の開発を行い、実際の授業で活用した上での教育効果について検証を行い、有用性を明らかにすることを目的として研究開発を行った。
主な研究成果として、初等中等教育のICTを活用したものづくりを行う実習を円滑に行える画面操作用インタフェースの提案及び設計を行った。さらに、本画面操作用インタフェースを組み合わせた大画面コンテンツ提示環境を構築し、現場の教員による模擬実習による評価を行った。その結果、効果的なICTを活用した実習を実施できる高い可能性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
初等中等教育において、ICT機器の有効な活用方法に関する研究事例はこれまで多数存在するが、利用状況の調査や教材コンテンツの作成、活用事例の報告などが大部分であり、ICT 機器の活用経験を通して明らかになった様々な課題に対する取り組みはまだ十分に行われていない。本研究ではこれまでの活用事例からの経験に基づき、ICT活用における課題解決や教育効果を高めることを目的とした基盤技術の研究開発に着目しており、学術的意義が大きい取り組みといえる。さらに、本研究の成果を活用することで、初等中等教育における教育の情報化の促進に結びつけることにより、今後の高度情報化社会の進展に大きく寄与することが期待できる。
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