研究課題/領域番号 |
16K01069
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
大西 淑雅 九州工業大学, 学習教育センター, 准教授 (50213806)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | LMS / Moodle / プラグイン / 学習時間 / 映像 / コース作成支援 / 学習履歴 / Learning Analytics / ストリーミング / 教材配置支援 |
研究成果の概要 |
Learning Management System(LMS)を用いた教育・学習が一般的になってきた。しかし、教員が想定する活用方法/時間と学生が思う学習方法/時間は一致しないことが多い。この違いは、教育効果への影響が大きい。そこで、現実的な教育環境において起こりやすい「教授と学習の様々なギャップ」を縮める実践的な手法の開発を目標にした。本研究では、映像教材を主な対象として、LMSの機能拡張と関係するツールの開発を行った。これにより、LMSの活用経験に左右されず、シラバス上の教授モデルにそったコース構成を簡単に利用できるようになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本テーマでは、映像教材を主な研究対象とし、通常の講義におけるLMSの活用を念頭においた。成果の一つとして、LMSの活用経験が、教材・課題の適切な配置といったコース構成に影響を及ぼすことを再確認できた。また、LMSの活用経験に左右されないコース作成・構成の支援機能を実現できた。さらに、教材のメタデータをLMS側のデータベースに追加登録する方式を提案することで、映像教材の閲覧データの活用や共用が可能になった。また、受講生の学習予測時間の積算が容易となった。構築した機能の実践・検証をさらに進めることで、映像・ICT教材の活用促進を図ると共に、教員の教授モデルと学生の学習モデルのギャップを削減できる。
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