研究課題/領域番号 |
16K01075
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 獨協大学 |
研究代表者 |
飯島 優雅 獨協大学, 経済学部, 教授 (50337838)
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研究分担者 |
深尾 暁子 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (30286679)
OCONNELL Gerard 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (70245661)
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研究協力者 |
ロリラード ダイアナ
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | アカデミックライティング / CSCL / 協調学習 / 大学英語教育 / CALL / 要約作成 / パラグラフライティング / デザイン研究 / 英語アカデミックライティング / ライティング / 外国語教授法 / 教育工学 / カリキュラム・教授法開発 / 英語教育 |
研究成果の概要 |
本研究は英語アカデミックライティング技能のうち、特に日本人大学生を対象とした指導と習得が難しい、要約ライティングとパラグラフライティングについて、コンピューターを活用した協調学習(CSCL)の理論に基づく指導法と教材を開発し,そしてその効果検証を行った。デザイン研究の手法を用い、指導法は検証と改善を繰り返した。その結果、授業内でのCSCLタスク中、教員が意図する学習項目に効率的に学生の注意が向き、学生同士の建設的な対話促進に繋がった。タスク後の学習者個人のライティングパフォーマンスにも向上が見られた。指導モデルや効果検証のデータ分析の結果については、国内外の学会報告と論文発表を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学英語ライティングの指導において、市販教科書中心の指導だけでは習得が難しい項目について、コンピューターを活用した協調学習(CSCL)研究分野の知見に基づき、新しい指導法を設計・検証することで、技能のどの側面の習得に対して有効な指導法であるのかを明らかにした。まだ英語教育分野では新しいデザイン研究の手法に基づき、実際の授業で複数の教員によって指導設計と効果検証を繰り返して改善を加えたことにより、汎用性のある指導モデルを構築した。ICT活用や協調学習の実践が増えつつある大学教育現場で、実践を支えるシステム・教材開発と研究の一助となることが期待される。
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